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含有化学物質の回答管理表(Excel・無料)

客先から来る含有化学物質の調査と、仕入先から集める回答を、1件1行で追う Excel の台帳です。chemSHERPA の依頼にも、SVHC の調査にも、客先の独自様式にも使えます。物質の一覧は入れていません。使った版を公式のページで確かめて書く作りです。

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Excel(.xlsx)・30KB・シート7枚・マクロなし。2つの台帳、出し直しのきっかけ、記入例は A4 横で印刷できます。SVHC追加の確認、回答の文例、使い方は A4 縦1枚です。

管理表の中身

客先依頼の台帳客先から来た調査を、1品番1行で書く台帳です。上に、状態ごとの件数と、期限を過ぎて回答日が空の件数が出ます。
仕入先回収の台帳仕入先へ頼んだ AI・CI や調査票を、1部材1行で書く台帳です。どの客先依頼のための回収かを受付番号でつなぎ、催促した日を2回まで書けます。
出し直しのきっかけ回答を出したあと、どのきっかけで、どの品番を出し直すかを並べた表です。物質リストの改版、SVHC の追加、部材や仕入先の変更、客先の様式の変更など、10のきっかけを入れています。
SVHC追加の確認ECHA の候補リストに物質が足されたときに、確かめる順を7つ並べた表です。見た日と見た版(件数・最新の収載日)を書く欄と、更新ごとの記録の欄があります。
回答の文例含有なし、含有あり、調査中で期限を相談する、の3つの場面の文です。日本語と英語を並べています。
記入例2つの台帳に4件ずつ書き込んだ例です。会社名・品番・日付は説明のための例です。
使い方台帳の書き方と、chemSHERPA のツールとデータを扱うときの決まりをまとめています。

「客先依頼の台帳」の欄は次のとおりです。「仕入先回収の台帳」も同じ考え方で、依頼日・仕入先・部材・催促日・受領日・受け取った版・状態の欄を置いています。

  1. 受付番号・依頼日・客先・品番/品名:1品番1行で書きます。同じ品番でも、客先が違えば別の行にします。
  2. 依頼の形式:chemSHERPA-AI、chemSHERPA-CI、客先独自様式、SVHC調査票、不使用証明・宣誓書、その他から選びます。
  3. 求められた中身:依頼に書かれた対象の規制と閾値を書きます。
  4. やり取りの経路:メール、客先のシステム、CMP(認証アプリ)、紙・郵送、その他から選びます。
  5. 使った物質リストの版・使ったツールの版:chemSHERPA なら参照リストとツールの版を書きます。SVHC なら、候補リストの件数と最新の収載日を書きます。
  6. 発行者/承認者・回答日・控えの保存場所:返したファイルを後から探せるように書きます。
  7. 状態:受付、仕入先に照会中、作成中、社内で確認中、回答済み、差し戻し、期限を相談中から選びます。
「客先依頼の台帳」のシートを印刷したときの見た目。上に題と書き方の説明、状態ごとの件数と期限を過ぎた件数の欄があり、その下に受付番号から備考までの15の欄が並ぶ空の表が続く
図|「客先依頼の台帳」のシートを A4 横で印刷したときの1ページ目(何も書いていない状態)

使い方

  1. 客先から依頼が来たら、「客先依頼の台帳」に1品番1行で足します。期限、依頼の形式、やり取りの経路を先に書きます。
  2. 仕入先へ AI・CI や調査票を頼んだら、「仕入先回収の台帳」に1部材1行で足します。「元の客先依頼」の欄に受付番号を書きます。
  3. 仕入先の回答を受け取ったら、受領日と、受け取ったデータの物質リストの版を書きます。客先が指定した版より古ければ、差し戻して出し直しを頼みます。
  4. chemSHERPA のデータは、CMP コンソーシアムの作成支援ツールで作ります。客先へは、ツールから出した .shai・.shci のまま渡します。
  5. 回答したら、回答日、使った物質リストとツールの版、発行者/承認者、控えの保存場所を書きます。
  6. 期限を過ぎても回答日が空の行は、期限の欄に色が付きます。台帳の上の件数で、遅れている依頼の数が分かります。
  7. 参照リストの改版や SVHC の追加を知ったら、「出し直しのきっかけ」と「SVHC追加の確認」のシートで、出し直す品番を決めます。

台帳の考え方

chemSHERPA の作成支援ツールは、品番ごとにデータのファイルを作ります。何件の依頼がどこまで進んだかは、ツールの外で追うことになります。この管理表は、その追う所だけを受け持ちます。

物質の一覧は入れていません。chemSHERPA の管理対象物質参照リストは、2024年8月から2026年3月までに4つの版が出ました。版の番号は Ver.2.10.00 から Ver.2.13.00 です。ECHA の候補リストにも、物質が足されていきます。一覧を様式に写すと、古い版のまま使い続けるおそれがあります。そこで、台帳には使った版を書く欄だけを置きました。

ECHA は、候補リストのデータベースを丸ごと写すことを禁じています。ECHA のサイトに載る CAS 番号は、米国化学会の権利物です。この点からも、物質の名前と番号は ECHA の表で見る作りにしました。

「やり取りの経路」の欄は、CMP が始まったので置きました。CMP(製品含有化学物質・資源循環情報プラットフォーム)は、2026年10月1日にサービスを始めました。認証を受けたアプリを通して使い、川上の会社から川下の会社まで情報をつなぐ仕組みです。客先によってメール、客先のシステム、CMP が混ざるので、経路で並べ替えられる列にしました。

回答は、一度出しても、あとで出し直すことがあります。参照リストの改版、候補リストへの追加、部材や仕入先の変更のたびに、出し直すかを決めます。「出し直しのきっかけ」のシートには、きっかけごとに、気づく所と出し直す品番の決め方を並べました。

「SVHC追加の確認」の順は、現タメの「REACH SVHC の回答手順」に合わせています。0.1%(重量比)は成形品ごとに判定し、分母は成形品1つの重さです。記録には、使った候補リストの件数と最新の収載日を残します。

使うときの決まり

関連するガイド

この管理表は、社内で書き換えて使ってかまいません。欄の名前や並びは、職場の決まりに合わせて直してください。回答の様式と期限は、客先の指定で確かめてください。