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限度見本の管理台帳(Excel)

外観検査の限度見本を、合格側1個と不合格側1個の組ごとに1行で管理する Excel の台帳です。有効期限と次の点検日を過ぎると、その欄に色が付きます。無料で配っています。

台帳をダウンロード

Excel(.xlsx)・38KB・シート4枚・マクロなし。印刷は A4 横で、横幅が1枚に収まる設定です。

様式の中身

管理台帳1行に1組を書く台帳です。最後の点検日と次回点検日は自動で入り、期限と点検日が近い欄や過ぎた欄に色が付きます。見出しの行で、状態や保管場所ごとに絞り込めます。
記入例樹脂の成形品のキズ・白化・ゲート残りの3組と、別の品番の色むら・打痕の組を書き込んであります。置き換えた古い見本と廃却した組も入れてあります。番号と日付は説明のための例です。
点検記録点検と照合を1回1行で書く表です。見本の傷み・汚れ・変色、写真と比べた結果、照合した個数と判定が割れた個数、処置を書きます。
使い方行の足し方、番号の付け方、色の意味、印刷の範囲をまとめています。

管理台帳の列は、次の4つのまとまりに分けています。

  1. 見本:見本番号(組)、品番・品名、不具合の項目、合格側の番号、不合格側の番号、定規つきの写真(有/無)。
  2. 作成・承認・期限:作成日、客先の承認(要/不要)、承認日、有効期限。
  3. 保管と点検:保管場所、保管の条件、点検の間隔(月)、最後の点検日、次回点検日。最後の点検日は点検記録のシートから入り、次回点検日はそれに点検の間隔を足した日です。
  4. 状態:状態(有効/更新中/参考/廃却)、廃却日、廃却の理由、備考。
「記入例」のシートを印刷したときの見た目。上の表に見本の組が1行ずつ7行並び、有効期限と次回点検日を過ぎた欄が濃い黄色、30日以内に来る欄が薄い黄色になっている。下の表は点検記録の例で、照合した30個のうち判定が割れた個数が入っている
図|「記入例」のシートを A4 横で印刷したときの見た目(色は 2026年10月2日を今日として付けた例)

使い方

  1. 見本の組を作ったら、「管理台帳」に1行足します。不具合の項目が違えば行を分けるので、3項目なら3行・6個になります。
  2. 見本番号は、袋のラベルに書く番号と同じにします。合格側と不合格側の番号は、袋に大きく書く「合格側」「不合格側」の文字と組にして付けます。
  3. 有効期限と点検の間隔(月)を入れます。どちらも、客先の指定、社内の決まりの順に確かめて決めます。
  4. 点検や照合をしたら、「点検記録」に1回1行で書きます。管理台帳の最後の点検日と次回点検日は、ここから自動で入ります。
  5. ファイルを開いたら、色の付いた欄を見ます。濃い黄色は有効期限か次回点検日を過ぎた欄、薄い黄色は30日以内に来る欄です。
  6. 見本を置き換えたら、古い組の状態を「参考」か「廃却」にします。行は消さずに残します。

管理の考え方

台帳の1行は、合格側1個と不合格側1個の組です。判定に要るのは境目の両側だけなので、見本は項目ごとに2個1組で作ります。作り方は外観検査の限度見本は2個1組にで説明しています。番号を組で持つと、片方だけがなくなったり入れ替わったりしたときに、台帳の1行で気づけます。

定規を並べて撮った写真があれば、現物が変色しても、キズの形と大きさは写真に残ります。色むらのように写真で残せない項目は、現物の点検で変化を見るしかありません。台帳で写真が「無」の組は、変色に気づく手がかりが点検だけになります。

見本の現物は、いずれ変色し、汚れます。有効期限と点検の間隔を台帳に入れておくと、点検が気づいたときだけになりません。作り直した組は、1か月ほどあとに別の物で同じ照合をもう一度します。点検記録に照合した個数と判定が割れた個数を残せば、次に作り直したときに比べられます。

作り直しを始めた組は「更新中」にし、新しい組と差し替える日に、古い組を「参考」か「廃却」にします。置き換えた古い見本は、捨てずに「参考」で残すと、以前の境目と見比べられます。参考の見本は検査台から下げ、保管場所を分けます。新旧の見本が同じ台に並ぶと、どちらで判定したかが後から分かりません。

客先が承認した見本や客先から預かった見本は、有効期限と更新の手順を客先との取り決めで確かめます。自動車部品なら、IATF 16949:2016 の 8.6.3 も確かめます。この条項は、客先が外観品目に指定した部品について、外観の見本(マスター)と評価に使う設備の維持と管理を求めています。

関連するガイド

この台帳は、社内で書き換えて使ってかまいません。列の名前や並びは、職場の決まりに合わせて直してください。有効期限と点検の間隔は、客先の指定と社内の決まりで確かめてください。