現場改善– category –
5S・ポカヨケ・業務効率化など現場改善の実践
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工具の摩耗を測る担当を、検査から製造へ渡した3か月
透明なチャック袋に、エンドミルが1本入っていた。袋には製造の記録用紙の切れ端が輪ゴムで留めてあって、鉛筆で「摩耗0.12」と書いてある。交換の線は0.2mmなので、まだ使えるという記録だ。 -
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3Dプリンタで作った検査治具を現場に2週間置いて、合否判定に使うと決めるまで
生産技術の担当者が、白い樹脂の板を私の机に置いた。手のひらより少し大きい長方形で、4本のピンが立っている。角は丸く、表面には積層の細い縞が見える。 -
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作業標準書の写真を撮り直すために、ラインを3回止めた65分
作業標準書の3ページ目には、緑色の治具が写っている。握りの部分に白いテープが巻いてあって、テープには手書きで「2」と書いてある。うちの現場に緑色の治具は、もう1つもない。 -
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品質のアンケートを匿名に変えた年に、自由記述で増えたものと消えたもの
私の机の右の引き出しに、輪ゴムで束ねたA4の用紙が61枚入っている。去年の品質意識アンケートの回収分で、いちばん上の1枚は右上の記名欄に丁寧な字で名前が書いてあり、いちばん下の自由記述欄には罫線が3行引いてある。3行のうち埋まっているのは1行目の途中までで、「特にありません」。 -
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6年前に自分が測った標準時間を、ストップウォッチで2週間測り直した記録
「この標準時間、誰が測ったんですか」 6月3日の水曜日、月次の生産会議が終わって席を立ちかけたときに、組立の現場リーダーが資料の1行を指で押さえて言った。5月の能率84%という行だ。 -
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朝礼を5分短くする代わりに始めた1つのこと
連休明けの月曜日、朝礼が終わった直後に、組立ラインの現場リーダーが壁の時計を指さした。針は8時17分を指している。リーダーは私の顔を見て、それから私が読み上げ用に手に持っていた不良品を見た。 -
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急な増産の一週間、検査の優先順位を組み替えた基準
金曜の16時過ぎ、生産管理の課長が私の席に来て、来週から主力ラインの生産量を4割増やすと告げた。得意先からの追加発注が急に決まったという。 「検査体制はそのままで大丈夫か」 そう聞かれ、私は即答できなかった。今の検査員の人数では、全品番を今ま... -
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少量多品種化、検査のやり方を組み替えた3週間
「また品番が変わるんですか」――検査ラインの検査員からそう聞かれたのは、8月最初の週だった。その週、1日に流れる品番は12種類。3か月前はせいぜい4種類だった。 正直、面倒なことになったと、その場でため息が出た。 棚には、品番ごとに数十個ずつの小... -
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QCサークルの発表資料づくりが目的になっていたのを、やめてみた話
金曜の夜7時、事務所に残っていたのは私ともう一人だけだった。来週のQCサークル発表会に向けて、パワーポイントのアニメーションを直している。文字が横からスライドインする速度を0.3秒から0.5秒に変え、また戻し、結局最初の設定に落ち着いた。改善テー... -
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2週間かけて自分の仕事を棚卸しして、やめると決めた1つの業務
18時を過ぎても、今日やるはずだった仕事が3つも手つかずのまま残っていた。品質保証部に異動してきて2年、こういう日が月に何度もあることに、ふと嫌気が差した。付箋に書き出したToDoは毎朝10個近くあるのに、夜には別の付箋に姿を変えて翌日へ持ち越さ...
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