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測定の不確かさの見積もり(バジェット表)

校正証明書の不確かさ、測定器の最小表示、繰り返し測定のばらつき、温度の影響などを表に入れると、成分ごとの標準不確かさと、合成標準不確かさ、拡張不確かさを計算します。許容差を入れると、拡張不確かさとの比も出します。入れた値はどこにも送らず、この端末の中で計算します。合否は決めません。

入力

No.成分名種類入れる値除数感度係数 c標準不確かさ u操作

記入例の数字は、計算を試すために作った例です。実在の校正証明書の値ではありません。ノギスの例は、最小表示 0.01 mm、校正証明書の U = 0.02 mm(k = 2)、繰り返し測定 10 回の値、温度の半幅 0.002 mm です。外側マイクロメータの例は、最小表示 0.001 mm、U = 0.0015 mm(k = 2)、繰り返し測定 10 回の値(3 回測った平均を結果に使う)、温度の半幅 0.0004 mm です。

繰り返し測定の「結果に使う測定の回数 m」は、測定結果に使う値が何回の読みの平均かを表します。1回の読みをそのまま結果にするなら 1、3回測った平均を結果にするなら 3 です。感度係数 c は、その成分が測定結果にそのまま足し引きされるなら 1 のままにします。

結果

使い方

  1. 測る量と単位を決めます。表に、不確かさの成分を1行ずつ書きます。よく使う成分は、校正証明書、測定器の最小表示、繰り返し測定、温度などの環境です。
  2. 行ごとに種類を選び、値を入れます。校正証明書は U と k、最小表示は d、温度などは半幅 a を入れます。繰り返し測定は、同じ物を同じ条件で測った値を貼ります。
  3. 感度係数 c は、ふつうは 1 のままです。測定結果が、その成分の値の何倍で動くかが分かるときだけ変えます。
  4. 合成標準不確かさと拡張不確かさが出ます。寄与の割合が大きい成分を見ます。許容差を入れると、拡張不確かさとの比が出ます。

計算の考え方

成分ごとに標準不確かさ u(標準偏差で表した不確かさ)を求め、それを二乗して足し、平方根を取ります。種類ごとの式は、JCGM 100:2008(GUM)の次の箇条によります。

校正証明書:u = U ÷ k (GUM 4.3.3) 分解能:u = d ÷ (2√3) (GUM F.2.2.1。幅 d の矩形分布) 半幅(矩形):u = a ÷ √3 (GUM 4.3.7) 繰り返し:u = s ÷ √m (GUM 4.2.3 の考え方) 合成:uc = √( Σ (c × u)² ) (GUM 5.1.2) 拡張:U = k × uc (GUM 6.2.1)

注意

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出典

確認日:2026年11月7日