現場で試した人– Author –
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学び・キャリア
展示会に「持ち帰る物」を決めてから行ってみた話
会場を出た瞬間、リュックの重さで気づいた。紙袋2つ分のパンフレットと、名刺入れに収まりきらない量の名刺。それなのに、上司に「で、何か持ち帰れた?」と聞かれた瞬間、私は言葉に詰まった。2年前、初めて一人で展示会に行かせてもらったときの話だ。... -
現場改善
QCサークルの発表資料づくりが目的になっていたのを、やめてみた話
金曜の夜7時、事務所に残っていたのは私ともう一人だけだった。来週のQCサークル発表会に向けて、パワーポイントのアニメーションを直している。文字が横からスライドインする速度を0.3秒から0.5秒に変え、また戻し、結局最初の設定に落ち着いた。改善テー... -
品質管理・品質保証
顧客監査の指摘事項をどこまで横展開するか迷った話
「同じ設備は他にもありますよね」。顧客監査の講評会で、監査員が指摘リストの最後にそう付け加えた瞬間、隣に座っていた製造課長の顔が少し曇った。指摘そのものは1つのラインの1台の設備における温度管理の記録漏れで、範囲は明確だった。だが「他にも... -
ITツール・AI活用
音声入力で検査記録を取ってみたら、方言と現場の騒音でどうなったか
「なんて書いてあるか分からない」。検査コメントをタブレットに音声入力してみた初日、隣で作業していた後輩がタブレットの画面をのぞき込んでそう言った。表示されていたのは「口径0.2差異あり」のつもりが「厚経濃さゆあり」という謎の文字列だった。う... -
現場改善
2週間かけて自分の仕事を棚卸しして、やめると決めた1つの業務
18時を過ぎても、今日やるはずだった仕事が3つも手つかずのまま残っていた。品質保証部に異動してきて2年、こういう日が月に何度もあることに、ふと嫌気が差した。付箋に書き出したToDoは毎朝10個近くあるのに、夜には別の付箋に姿を変えて翌日へ持ち越さ... -
ITツール・AI活用
検査記録、紙とデータの「どっちが正本か」に決着をつけた日
月末の集計会議で、後輩の一言に手が止まった。「先月の不良件数、紙の検査表とExcelの数字が2件ずれてるんですけど、どっちを正としたらいいですか」。慌てて両方を突き合わせると、たしかに紙の手書き集計とExcel台帳で不良品の件数が違っていた。原因を... -
ITツール・AI活用
検査記録を紙から電子に切り替えたら、まるまる1か月だけ二重運用になった話
「今日から検査記録はタブレットと紙、両方つけてください」。6月最初の朝礼で課長がそう言ったとき、検査ラインの数人が小さくため息をついたのが聞こえた。以前からタブレットへの完全移行が決まっていたので、いずれ来る話ではあった。うちの職場では8... -
品質管理・品質保証
秋の内部監査に備えて、猛暑の合間にやっておいた3つのこと
「内部監査、10月最終週で確定しました」。7月はじめの品質会議でそう聞かされたときの温度差を、今でも覚えている。窓の外ではセミが盛大に鳴いていて、会議室のエアコンは効きが悪く、資料をめくる手が汗ばんでいた。周りの反応は薄く、営業部長は「まだ... -
学び・キャリア
後輩に品質保証の仕事を引き継ぐとき、最初に渡した3枚
配属初日の朝、更衣室から出てきた後輩は開口一番、「今日、何をすればいいですか」と聞いてきた。前日の監査対応の疲れで帰宅が遅くなり、資料を作る時間を翌朝に回してしまっていた。目の前で後輩に聞かれてから机の引き出しを開けても、印刷したつもり... -
ITツール・AI活用
無料のタスク管理ツールを3つ試して、現場に残ったのはどれか
朝礼が終わって自分の机に戻ると、昨日の夜に書いたはずの黄色い付箋が見当たらなかった。「今週中に検査治具メーカーへ校正証明書の再発行を依頼」と走り書きしたそれは、誰かの書類の下敷きになったか、清掃の時間に紛れて捨てられたかのどちらかだと思...