M16検査記録の書き方・訂正ルール(二重線・日付・空欄禁止)
目的/考え方
検査記録は「後から証明できる記録」であって初めて意味を持つ。書き方・訂正の仕方に自己流を持ち込まない。
- 記録は検査したその場で記入する(後でまとめて書かない・記憶で埋めない)重点
- 空欄を作らない。該当なしの項目は所定の記号(「-」等)で明示的に埋める重点
- 誤記の訂正は修正液・塗りつぶしを使わず、二重線+訂正印(またはサイン)+訂正日で行う重点
- 数値は決められた単位・桁数で記入する(丸め方を自己判断しない)
- 記入者・確認者の欄は本人が記入する(代筆・後日まとめ書きをしない)重点
- 異常値・規格外を確認したら、記録を消さずにそのまま残し、B2(初動・封じ込め)の手順に従って報告する
「あとでまとめて記入」が常態化したときの直し方(3方向で原因を見る)
| 切り分け | 確認すること | 典型的な直し方 |
|---|---|---|
| 様式 | 検査の動線上に記録用紙・端末が置かれているか。持ち運びにくい様式になっていないか | その場で書ける位置に様式を置く・携帯できる小型様式に変える |
| タイミング | 検査と記入の間に別作業が挟まっていないか。検査項目が多すぎて記入が追いつかないか | 検査の直後に記入する運用に固定する・項目数を見直す |
| 人数 | 検査員が同時に複数ラインを掛け持ちしていないか | 記入担当を明確にする・応援体制を見直す |
責めずに実態を出してもらう聞き方(例)
- 「まとめ書きしていましたか」ではなく「記録するタイミングで難しいと感じることはありますか」と聞く
- 個人の意識の問題として終えず、「同じ状況なら誰でもそうなりやすいか」を一緒に確認する
- 出てきた実態は、その場での注意ではなく、様式・タイミング・人数のどれを直すかの材料として扱う
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