A11on1(育成・面談)
目的
育成・負荷把握・状態確認の双方向の場。進捗の詰問・報告会にしない。
準備(上司側)
- 前回のアクション・約束を確認しておく
- 本人の最近の実績・負荷データ(工数・不良対応)に目を通す
- 今日のテーマを1つ用意(毎回“育成の問い”を持つ)
進め方(傾聴7割)
- ①コンディション(体調・負荷・困りごと)をまず聞く重点
- ②業務の障害(自分では外せない壁)を引き出す → 上司が外す重点
- ③成長(スキルマップの現在地と次の一歩・任せたい役割)
- ④改善テーマの進み(改善の時間が取れているか)
- ⑤キャリア・要望(中期で挑戦したいこと)
- 最後に「次アクションと期限」を一緒に決める重点
上司が必ず確認(観察)★
- 過負荷・疲弊の兆候(残業・表情・口数)
- 属人化して休めない業務はないか(副担当の要否)
- 改善・学習の時間が取れているか
- 安全・コンプライアンス・ハラスメントの懸念重点
- モチベーション低下のサイン
やらないこと(NG)
- 進捗報告だけで終える/一方的に指示して終える/不満を放置する/評価面談と混同する
1on1で使える質問例(テーマ別・全30問)
①コンディション
- 最近、体調や睡眠で気になることはある?
- ここ2週間で一番しんどかった場面は?
- 残業が続いているけど、無理はしていない?
- 今の仕事量は自分の感覚としてどう?
- 休みは取れている?取りづらい理由はある?
- 何かひとりで抱えていることはない?
②業務の障害
- 今、自分では外せない壁になっていることは?
- 他部門・他工程との連携で困っていることは?
- 情報や指示が足りずに困った場面は最近あった?
- 上司に動いてほしいことはある?
- 道具・設備・システムで不便に感じているところは?
- もし何でも変えられるとしたら、何を変えたい?
③成長
- 今、スキルマップ上で伸ばしたいところはどこ?
- 最近「できるようになった」と感じたことは?
- 次に任せてみたい役割・作業はある?
- 教える側に回ってみたいと思うことはある?
- 苦手意識がある作業・場面はある?
- 学びたい・挑戦したい研修や知識はある?
④改善テーマ
- 今取り組んでいる改善は順調に進んでいる?
- 改善のための時間は実際に取れている?
- 改善を進める上で協力してほしいことはある?
- 小さいけど気になっている「ムダ」「やりにくさ」はある?
⑤キャリア・要望
- 半年〜1年後、どんな役割を担っていたい?
- 今の働き方で続けにくいと感じる部分はある?
- 異動・別工程への挑戦に関心はある?
- 会社・グループに要望したいことはある?
- プライベートとの両立で気になることはある?
締めくくり
- 今日話した中で一番大事だと思ったことは?
- 次回までにやってみたいことは?
- 言い残したことはない?
やってはいけない質問・言い方(NG例)
- 「なんで進捗遅いの?」など詰問から入る(1on1を報告会・詰問の場にしない)★
- 「他の人はできているけど」と比較で追い込む
- 沈黙をすぐに埋めてしまい、本人の言葉を待たない
- 個人の性格・私生活を評価するような聞き方をする(決めつけで話す)
- 聞いたことをその場で否定・説教する(まず最後まで聞く)★
- 全質問を機械的に読み上げる(対話ではなく尋問にしない)
「特に話すことはありません」と言われたときの進め方
- 沈黙が数秒続いても即座に埋めにいかず、本人が言葉を探している時間として待つ重点
- 抽象的な問い(「最近どう?」)で返答が止まったら、直近の具体的な仕事の事実(先週の不良対応・新しい作業)から入り直す
- 「話すことがない」=問題がない、と決めつけず、観察している負荷・態度の変化があれば1つだけこちらから触れてみる
- 3回続けて「特に無い」が返ってきたら、聞き方そのものを変える(1対1の形式を変える/期を改めて別の切り口で聞く等)重点
- 無理に話させようとせず、「話す気になったらいつでも」と伝えて次回に持ち越してよい
関連する場面(他カテゴリ)
関連する場面(同じグループ)
A2週次ミーティング(グループ内)A3月次報告(部門横断:各部門の責任者+事業責任者)A4目標設定・評価(期初/期中/期末)A5教育・力量管理/新任受け入れA6改善提案・小集団活動(QCサークル)の運営A7協力会社・外注先との定例品質会議の運営A8品質KPIの朝礼・見える化ボード運用(現場への浸透)A9品質月間・全社品質イベントの企画運営(年間の品質意識向上)
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A10顧客監査・第三者審査(ISO等)の受審準備と当日運営A11展示会・外部セミナーの視察A12部門間コンフリクトの調整(品質と納期・コストの対立場面)A13品質保証の年間計画・予算要求の立て方A14品質方針・年度目標の現場への浸透A15品証業務の棚卸しと負荷平準化A16品質教育の年間運営A17品質に関する社内アンケート・風土調査の設計と使い方A18品質部門の業務を他部門へ移管するときの段取りA19品質会議が報告会になっているときの立て直しA20品証担当の交代・年度替わりの引き継ぎA21品質部門への異動者・未経験者を受け入れる最初の1か月A22品質のルールを増やしすぎて現場が回らなくなったときの棚卸しA23品質部門が「後出しで止める部門」と見られるときの立て直しA24品質部門のメンバーが長期不在になったときの回し方A25品質部門の担当が急に1人抜けたときの当座の回し方A26品証以外の部門から「品質は品証の仕事」と言われたときの受け方A27特定の人がルールを守らないと相談されたときの受け方A28在宅・時差勤務が混在する体制で品質判断を止めない段取り