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トラブルシューティング/記録・帳票の電子化移行に伴う記録不備
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TS27記録・帳票の電子化移行に伴う記録不備

症状

検査記録・是正処置申請・変更申請などを紙帳票から電子(フォーム/リスト/ワークフロー)へ移行した直後に、記録の欠落・二重記録・承認の空振り・過去記録との不連続が起き、監査や顧客要求に答えられなくなる。

まず確認(初動)

  • 移行日を境に、記録が「紙だけ」「電子だけ」「両方」のどこに存在するかを切り分ける重点
  • 欠落している記録の範囲(期間・ロット・工程)を特定し、必要なら紙の原本・下書きから再構成する重点
  • 承認が形式的に通っているだけ(誰も中身を見ていない)になっていないかを確認

起こりやすい要因(4M)

区分よくある要因
方法紙の様式をそのまま電子化し、必須項目・入力チェックを設けていない/移行日と運用ルールが曖昧
現場が使い方を知らず紙に書き続ける(二重運用が常態化)、承認者が通知に気づかない
材料過去の紙記録と電子記録が別管理で、ロット単位の追跡が分断される
機械権限設定・監査証跡(誰がいつ何を変えたか)が未設定で、後からの改ざん・上書きを検知できない

切り分け・確認

  • 必須入力・選択肢・単位が様式に組み込まれているか(自由記述に頼っていないか)重点
  • 承認ルート(承認者・代理・期限)と、未処理時のリマインドが機能しているか
  • 記録の編集履歴(監査証跡)とアクセス権限が残る仕組みになっているか重点
  • 移行前後で、ロット⇔記録の紐づけ(トレーサビリティ)が切れていないか

恒久対策の方向

  • 移行は「1帳票・1工程・少人数」から始め、効果と不具合を確認してから横展開する重点
  • 紙と電子の並行運用期間と終了日を明示し、どちらが正(正本)かを1つに決める重点
  • 必須項目・入力チェック・自動通知を様式側に組み込み、記入漏れ・放置を仕組みで防ぐ
  • 過去の紙記録の保管場所・保管期間・検索方法を、移行後も文書化して残す

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最終更新日:2026-09-24