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E 教育・OJT/E3 力量マップの作り方・運用
🎓 E・教育・OJT種類:教育

E3力量マップの作り方・運用

目的

誰が何をどのレベルでできるかを一覧化し、教育計画・多能工化・応援配置の判断にそのまま使える状態にする。感覚ではなく、見える化された基準で運用する。評価基準の書き方、更新タイミングの決め方、見える化の方法までを型として持つ。

力量4段階と単独作業の境界:レベル1未経験→レベル2指導者がそばにいればできる→(境界)→レベル3一人でできる→レベル4人に教えられる
力量4段階と単独作業の境界:レベル1未経験→レベル2指導者がそばにいればできる→(境界)→レベル3一人でできる→レベル4人に教えられる
  • 対象工程・作業を洗い出し、必要なスキル項目に分解する(ひとまとめにしすぎない)重点
  • レベルの定義を段階で決める(例:4段階=未経験/指導があればできる/一人でできる/人に教えられる)重点
  • 評価基準を行動で書く(「知っている」ではなく「一人で〇〇を規定通りにできる」)
  • 評価者と評価タイミングを決める(自己評価だけで終わらせず、指導担当・上長が確認する)
  • 更新タイミングを決める(配置転換・資格取得・一定期間経過時など)重点
  • 見える化の方法を決める(掲示・共有ファイル等、本人と周囲が確認できる状態にする)
  • 力量マップを教育計画(E1)・多能工化・応援配置の判断に使う運用ルールを明記する重点

レベル定義の例

レベル状態の目安
1未経験・指導を受けている段階
2指導者がそばにいればできる
3一人で規定通りにできる
4人に教えられる(指導担当になれる)

力量マップの記入例(1ライン10名・架空の一般化例)

氏名(仮)工程A(受入検査)工程B(外観検査)工程C(寸法測定)検査記録の記入直近更新日
Aさん44342026-04-01
Bさん34232026-04-01
Cさん23432026-05-15
Dさん42222026-03-10
Eさん12122026-06-01(新任・研修中)
Fさん33332026-04-01
Gさん44442026-04-01(指導担当)
Hさん22122026-06-01
Iさん32232026-05-15
Jさん23322026-04-01

判定目安(4段階)

レベル判定の目安
1作業を見ながら説明を受けている段階。単独作業はさせない
2指導者が近くにいれば、規定通りの作業ができる
3一人で規定通りに完了でき、判断に迷う場面だけ相談してくる
4一人で完結でき、他者に教える・急な代打にも対応できる

更新例(架空):Eさんが工程Bの研修を開始し、指導者の同席のもとで規定作業ができるようになったため、工程Bを「1→2」に更新し、更新日を2026-06-01から本人の実技確認日に合わせて修正した。Gさんは工程Cの新人指導を担当し始めたため、担当実績を備考欄(別紙)に追記した。レベルを上げる判定は自己申告のみで行わず、評価者(指導担当・上長)の実技確認を経てから更新する。

単独作業を任せる境界の決め方(レベル2→3の見極め)

  • 「指導者がそばにいればできる」から「一人で規定通りにできる」への切り替えは、回数や年数ではなく直近の到達確認(E8)の結果で判断する重点
  • 境界を越える判定は、自己評価だけでなく評価者(指導担当・上長)が実技で確認したうえで行う
  • 単独作業を任せた直後の一定期間は、判断に迷ったときにすぐ相談できる体制(M8の多能工化・応援配置とも連携)を残しておく重点
  • 境界を越えたと判定した後に再びできなくなった場合(異動明け・長期休務明け等)は、レベルを一時的に戻す判断もためらわない
最終更新日:2026-09-24