T9設備保全とデータ活用(予知保全の入口)
考え方
品質は「止めない設備」から。事後対応から、点検データを使った予防・予知へ一歩進める。
- 重要設備の故障モードと品質への影響(FMEA的な整理)を洗い出す重点
- 日常点検項目を「品質に効く順」で見直し、記録をデータ化
- 温度・振動・電流などの傾向監視で異常の予兆をつかむ(まずはボトルネック工程の1台から。全設備への一斉導入は失敗しやすい)重点
- 監視項目を決める前に「この値がこうなったら、誰が何をするか」を1行で書く。書けない項目はまだ取らない重点
- 閾値は勘ではなく過去データから設定し、鳴りっぱなしのアラートは閾値を見直すか削る(アラート疲れの防止)重点
- 保全履歴と不良発生を突き合わせ、予防交換の周期を最適化(設備データと品質実績を同じロット・時刻で突き合わせられる状態を先に作る)
つまずきやすい点:ダッシュボードを作った時点で満足してしまい、「データを見て変えた打ち手」が1件も出ないまま形骸化する。効果は打ち手の数でしか測れない(TS28)。
関連する場面
同じ読者向けの他トピック
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