A18品質部門の業務を他部門へ移管するときの段取り
目的/考え方
業務量の平準化(A15)の結果、一部業務を他部門へ移管する判断に至ることがある。移管は渡して終わりではなく、移管先の力量確認・移管後の一定期間の監視・うまくいかない場合に戻す判断までを段取りとして持っておく。押さえる骨子は、移管対象の選び方・移管先の力量確認・移管後の監視期間と戻す判断の3点である。
- 移管候補の業務を、A15の棚卸し結果から「移管しても品質リスクが小さい業務」を優先して選ぶ重点
- 移管先の力量を、E3の力量マップの枠組みで確認し、不足があれば教育してから移管する重点
- 移管の範囲(判断まで渡すか、作業だけ渡して判断は残すか)を明確にする重点
- 移管直後は一定期間(例:3ヶ月)、品質側が結果を並行確認する監視期間を設ける重点
- 監視期間中に問題が続く場合、無理に移管を続けず品質側へ戻す判断基準を先に決めておく
- 移管後も相談窓口を残し、判断に迷ったときにいつでも品質側へ確認できるようにする
- 移管した業務の記録・判断基準は移管前に文書化し、属人化を防ぐ
関連する場面(同じグループ)
A11on1(育成・面談)A2週次ミーティング(グループ内)A3月次報告(部門横断:各部門の責任者+事業責任者)A4目標設定・評価(期初/期中/期末)A5教育・力量管理/新任受け入れA6改善提案・小集団活動(QCサークル)の運営A7協力会社・外注先との定例品質会議の運営A8品質KPIの朝礼・見える化ボード運用(現場への浸透)
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A9品質月間・全社品質イベントの企画運営(年間の品質意識向上)A10顧客監査・第三者審査(ISO等)の受審準備と当日運営A11展示会・外部セミナーの視察A12部門間コンフリクトの調整(品質と納期・コストの対立場面)A13品質保証の年間計画・予算要求の立て方A14品質方針・年度目標の現場への浸透A15品証業務の棚卸しと負荷平準化A16品質教育の年間運営A17品質に関する社内アンケート・風土調査の設計と使い方A19品質会議が報告会になっているときの立て直しA20品証担当の交代・年度替わりの引き継ぎA21品質部門への異動者・未経験者を受け入れる最初の1か月A22品質のルールを増やしすぎて現場が回らなくなったときの棚卸しA23品質部門が「後出しで止める部門」と見られるときの立て直しA24品質部門のメンバーが長期不在になったときの回し方A25品質部門の担当が急に1人抜けたときの当座の回し方A26品証以外の部門から「品質は品証の仕事」と言われたときの受け方A27特定の人がルールを守らないと相談されたときの受け方A28在宅・時差勤務が混在する体制で品質判断を止めない段取り