A3月次報告(部門横断:各部門の責任者+事業責任者)
目的
意思決定に必要なことを、結論ファーストで上げる。
報告の型(順番)
- 結論(今月、品質はどうか・何を決めてほしいか)
- 数字(KPI:不良率・クレーム/不適合件数・是正の状況・改善進捗)
- 重要案件(顧客・監査・重大不適合の状況と対応)
- 改善ロードマップの進捗(アプリ移行・検査表標準化 等)
- 依頼・エスカレーション(誰が・いつまでに)
準備チェック
- 数字は週次でグループ内と一致しているか重点
- 悪い情報を先に出す構成か(後回しにしない)
- 依頼は「誰が・いつまでに」まで言えるか
- 前月の依頼・宿題のクローズ状況を示せるか
月次報告フォーマット例(記入例・架空)
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 結論 | 今月の品質は概ね安定。ただしX工程で不良率が前月比+0.3pt上昇しており対策中。監査への準備状況について判断を仰ぎたい |
| 数字 | 不良率1.2%(前月1.0%)/クレーム件数2件(前月1件)/是正処置 進行中2件・完了3件/改善進捗 目標比80% |
| 重要案件 | 特採対応1件(原因調査中、来週回答予定)/来月に認証更新監査あり |
| 改善ロードマップ | 検査表の標準化:計画比90%進捗。次月に全工程展開完了予定 |
| 依頼・エスカレーション | 設備更新の予算判断を〇月〇日までにお願いしたい |
数字の見せ方(前月比・傾向・特異点)
- 単月の数字だけでなく前月比・直近3か月推移をセットで示す(一時的な悪化か傾向かが分かるように)重点
- 良い数字も悪い数字も同じ粒度で見せる(悪い情報だけ丸めない)
- 特異点(急上昇・急低下)があれば、原因の見当(分かっている範囲)を一言添える重点
- グラフ・表は「結論を支える最小限」にとどめ、詳細は別紙・添付に回す
- 目標値・基準値を必ず併記し、達成/未達が一目で分かるようにする
関連する場面(同じグループ)
A11on1(育成・面談)A2週次ミーティング(グループ内)A4目標設定・評価(期初/期中/期末)A5教育・力量管理/新任受け入れA6改善提案・小集団活動(QCサークル)の運営A7協力会社・外注先との定例品質会議の運営A8品質KPIの朝礼・見える化ボード運用(現場への浸透)A9品質月間・全社品質イベントの企画運営(年間の品質意識向上)
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A10顧客監査・第三者審査(ISO等)の受審準備と当日運営A11展示会・外部セミナーの視察A12部門間コンフリクトの調整(品質と納期・コストの対立場面)A13品質保証の年間計画・予算要求の立て方A14品質方針・年度目標の現場への浸透A15品証業務の棚卸しと負荷平準化A16品質教育の年間運営A17品質に関する社内アンケート・風土調査の設計と使い方A18品質部門の業務を他部門へ移管するときの段取りA19品質会議が報告会になっているときの立て直しA20品証担当の交代・年度替わりの引き継ぎA21品質部門への異動者・未経験者を受け入れる最初の1か月A22品質のルールを増やしすぎて現場が回らなくなったときの棚卸しA23品質部門が「後出しで止める部門」と見られるときの立て直しA24品質部門のメンバーが長期不在になったときの回し方A25品質部門の担当が急に1人抜けたときの当座の回し方A26品証以外の部門から「品質は品証の仕事」と言われたときの受け方A27特定の人がルールを守らないと相談されたときの受け方A28在宅・時差勤務が混在する体制で品質判断を止めない段取り