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トラブルシューティング/取引先の統合・買収・事業売却で品質保証の前提が変わった
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TS30取引先の統合・買収・事業売却で品質保証の前提が変わった

症状

これまで問題なく調達できていた材料・部材で、取引先の統合や事業売却をきっかけに、窓口担当が変わる/製造拠点が移る/試験成績書の様式や測定条件が変わる/これまで出ていたエビデンスが出てこなくなる。材料そのものは「同じ品名」のままなので変更管理に乗らず、後工程で初めて気づく。

まず確認(初動)

  • 変わったのは「会社(法人・窓口)」だけか、「製造拠点・設備・製法」まで及ぶのかを切り分ける重点
  • 品名・型番が同じでも、製造拠点が変われば 4M変更(機械・方法)である前提で扱う(同じ名前=同じ材料ではない)重点
  • 現行の品質協定・仕様書・図面の権利義務が、統合後のどの法人に引き継がれているかを確認する

起こりやすい要因

区分よくある要因
方法製造拠点の移管で製法・条件が微妙に変わったが、品名が同じため 4M変更の連絡が来ない
窓口・品証担当の交代で、過去の取り決め(特採条件・測定方法の合意)が引き継がれていない
材料統合に伴う原材料メーカーの見直しで、上流の材料が黙って切り替わっている
機械移管先拠点の設備・測定器が異なり、同じ試験項目でも測定条件・精度が違う

切り分け・確認

  • 統合前後の試験成績書を並べ、試験項目・測定条件・規格値の書式差と実測傾向の差を確認する重点
  • 移管があった場合は、移管先拠点の初回ロットを「初物」として扱い、受入データを厚く取る重点
  • 上流材料の変更有無を、統合後の窓口に文書で確認する(口頭回答で終わらせない)

恒久対策の方向

  • 取引先の再編情報を掴んだ時点で、4M変更・製造中止管理(P3)のフローに乗せる。プレスリリースや業界ニュースも変化点の入口として扱う重点
  • 品質協定・仕様書の承継、エビデンス(CoA・chemSHERPA・法規証明)の継続提出可否を、統合後の法人と改めて確認する(P4・V2)重点
  • 重要材料が再編対象になった場合は、供給BCP・二社購買(P7)の見直しをセットで起動する
最終更新日:2026-09-24