T27試験・検査の結果が規格ぎりぎりのときの扱い
目的/考え方
規格値ぎりぎりの実測値を前に、わずかに外れている・わずかに内側というだけで機械的に合否を決めると、測定の不確かさ(測定システムそのもののばらつき)を無視した判定になりかねない。T14(MSA/Gage R&R)で確認した測定のばらつきを踏まえ、境界線上の判定をどう扱うかの考え方を型にする。
- 規格値ぎりぎりの実測値が出たら、まず測定条件(測定器・作業者・環境)がいつもと同じだったかを確認する重点
- その測定項目の測定の不確かさ(T14のMSA結果)を踏まえ、実測値がばらつきの範囲内で規格を跨ぎうるかを確認する重点
- 再測定してよい条件(測定ミスの疑いがある場合等)を事前に決めておき、その場の判断で再測定を繰り返さない重点
- 再測定する場合は、何回まで・どの条件で行うかを先に決め、都合の良い値が出るまで測り直さない重点
- 判定理由(規格値・実測値・測定の不確かさ・再測定の有無)を記録に残す重点
- 判定に迷う場合は自分だけで判断せず、止めて相談する
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