TS40受け取ったデータの真正性に疑いが生じたときの確かめ方
症状
顧客・外注先から受け取った成績書や記録に、数値の書式や日付の整合性など「何かおかしい」と感じる違和感がある。改ざんを疑うほどではなくても、そのまま自社の判断材料として使ってよいか迷う場面。
まず確認(初動)
- 違和感の内容(数値の書式・単位・日付・筆跡や版の不自然さ等)を具体的に書き出す重点
- 同じ相手から過去に受け取った記録と比較し、書式や記載の癖が今回だけ違わないか確認する重点
確かめる順序
- まず自社側の記録(受入検査データ・注文内容)と突き合わせ、矛盾点を洗い出す重点
- 疑いをそのまま相手にぶつけず、「確認させてください」の体で不明点を問い合わせる重点
- 相手への聞き方は断定せず、事実を尋ねる形にする(例:「この数値の測定条件を教えてください」)
- 同じ相手・同じ書類形式で他にも違和感のある記録がないか、過去分をさかのぼって確認する
疑いのまま判断せざるを得ない場合の記録
- 確認が取れないまま受入・出荷判断が必要な場合は、疑いの内容と自社で取った代替確認(自社測定・追加検査等)を記録に残す重点
- 判断の根拠(相手の回答を採用した/自社確認を優先した)を明記し、後から追えるようにする重点
- 疑いが解消しない相手先は、今後の受け入れ体制(全数確認への切替等)をB12・P13の枠組みで見直す
他の症状
TS検針・金属検出の異常(検出漏れ・過検出)と管理TS法改正・規制物質の新規指定への対応漏れTS記録・帳票の電子化移行に伴う記録不備TS見える化・IoTを入れたのに改善が回らないTS原材料の切替・グレード変更に伴う品質変動TS取引先の統合・買収・事業売却で品質保証の前提が変わったTS含有物質証明(MD/SDoC)の提出要求への対応TS要求された試験が自社でも外注でも実施できないときの対応TS非含有の実測分析を求められたときの備え方TS顧客先で保管中に品質が変わったと言われたときの切り分けTS出荷検査合格でも客先で不適合と言われたときの突き合わせTS客先で開梱時に汚れ・キズを指摘されたときの切り分けTS出荷後に規格の読み違いが判明したときTS同じ品番で拠点によって判定が分かれたときの収め方TS客先で他社品と取り違えられたまま不良申告が来たときの切り分け