TS41出荷後に規格の読み違いが判明したとき
症状
出荷が完了した後になって、自社が顧客規格を読み違えていた(許容値・単位・適用範囲の解釈違い等)ことが判明する。原因究明の前に、まず「どこまで遡って直すか」を決めないと初動が遅れる。
まず確認(初動)
- 読み違えていた規格の項目と、正しい解釈との差分を具体的に特定する重点
- 現在出荷済みで手元にある在庫・仕掛品への影響有無を確認する重点
初動対応
- 誤った解釈のまま出荷した可能性がある期間・ロットの範囲を洗い出す重点
- 顧客への申し出は、事実(誤って解釈していた規格の内容)を先に伝え、影響範囲の調査中であることを明示する重点
- 申し出のタイミングは、調査が終わってからではなく、影響の可能性が見えた時点で一報する重点
過去出荷分をどこまで遡るかの決め方
- 規格変更・解釈の切り替わり時期を特定し、遡る起点を決める重点
- 遡る範囲は「顧客の使用実績」「在庫の有無」「影響の重大性」の3点で判断し、機械的に全期間へ広げない
- 遡って確認した結果(問題なし/要対応)をロットごとに記録する重点
再発防止
- 規格の読み合わせ(顧客規格と自社解釈の突き合わせ)を工程・検査基準の確定プロセスに組み込む重点
- 規格改定時の再読み合わせのタイミングをあらかじめ決めておく
他の症状
TS検針・金属検出の異常(検出漏れ・過検出)と管理TS法改正・規制物質の新規指定への対応漏れTS記録・帳票の電子化移行に伴う記録不備TS見える化・IoTを入れたのに改善が回らないTS原材料の切替・グレード変更に伴う品質変動TS取引先の統合・買収・事業売却で品質保証の前提が変わったTS含有物質証明(MD/SDoC)の提出要求への対応TS要求された試験が自社でも外注でも実施できないときの対応TS非含有の実測分析を求められたときの備え方TS顧客先で保管中に品質が変わったと言われたときの切り分けTS出荷検査合格でも客先で不適合と言われたときの突き合わせTS客先で開梱時に汚れ・キズを指摘されたときの切り分けTS受け取ったデータの真正性に疑いが生じたときの確かめ方TS同じ品番で拠点によって判定が分かれたときの収め方TS客先で他社品と取り違えられたまま不良申告が来たときの切り分け