C15公表統計・業界データを自社の判断材料に使うときの注意
目的/考え方
業界統計や公表データは判断の材料として有用だが、定義や対象範囲を確認せずに使うと、自社の実態と比べられない数字を根拠にしてしまう。数字を引用する前に「何を測った数字か」を確認する習慣を持つ。
- 統計・データの「定義」(何を対象に、どの期間で集計したか)を出典元の説明で確認してから使う重点
- 自社の対象範囲(品目・工程・拠点)と、統計の対象範囲が一致しているかを確認する重点
- 統計が改定・遡及修正される可能性があるかを確認し、確定値と速報値を区別して扱う重点
- 出典・発表元・取得日を必ず記録に残す(後から数字を再確認できるようにする)
- 推計値・見込み値を、確定した実績値のように自社資料に混ぜない重点
- 複数の統計を比較するときは、集計方法や母集団の違いを先に確認する
- 社外へ提出する資料に統計を引用する場合は、出典を明記し、自社の解釈と切り分けて示す
やってはいけない(NG)
- 定義を確認せずに数字だけを拾って資料に転記する
- 速報値を確定値として扱い、後の改定を反映しないまま資料を使い続ける
関連する場面(同じグループ)
C14M変更管理(人・機械・材料・方法)C2新製品・量産立ち上げ(APQP/PPAP 的)C3-a設備の導入・改善:企画・安全C3-b設備の導入・改善:品質妥当性・維持C4工程・検査基準の制定/改訂C5外注・委託先の工程変更・停止対応C6顧客起点の仕様・図面変更の受け入れと工程反映C7公的支援(補助金・助成金)を使う設備・システム投資の進め方
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C8生産移管(ライン移設・工場間・外注化)の品質保証C9急な増産・特急対応時の品質リスク管理C10新規設備導入・立ち上げ時の品質確認C11生産終了(EOL)時の品質対応C12包装仕様・表示変更時の品質確認C13倉庫・保管場所の変更/移転時の品質管理C14検査の内製化/外注化の切替判断C16少量・多品種化が進んだときの品質管理の組み替えC17顧客の生産計画が急に半減したときの品質側の手当てC18顧客指定の検査機関・方法の変更を受ける手順C19立ち上げ直後に不良が集中したときの初期流動の延長判断C20設備を更新できないまま品質を保つときの手当てC21試作は通ったのに量産で条件が再現しないときの詰め方C22原材料が「同等品」に切り替わると通知されたときの受け方C23検査工程だけを先に自動化したときのずれの手当てC24顧客から工程の一部を指定の方法に変えるよう求められたときの受け方