B15誤出荷・ラベル違い発生時の対応
目的/考え方
誤出荷・ラベル違いは、現品そのものは良品でも「届け先・表示・数量が違う」という不適合であり、通常の品質不良(外観・寸法等)とは切り分けて考える必要がある。トリアージ(B1)・初動(B2)の型を土台に、誤出荷特有の確認事項を押さえる。影響範囲の特定・回収要否の判断・再発防止までを扱う。
- 発覚後直ちに、出荷記録・伝票と現物を突合し、誤りの範囲(品番・ロット・数量・届け先)を特定する重点
- 同一原因で他の出荷にも誤りがないか、直近の出荷履歴を横串で確認する重点
- 誤って届いた顧客・本来届くはずだった顧客の両方への連絡要否を判断する(連絡はB6の作法に従う)重点
- ラベル違いの場合、現品自体の品質に問題がないかを切り分けて確認・記録する(品質不良と混同しない)重点
- 回収・回収不要の判断基準(軽微な表示違いか、混入・取り違えリスクがあるか等)を明確にしてから判断する重点
- 選別が必要な場合はB9の選別(ソーティング)の型に従う
- 対応の記録(発生・発覚・対応・完了)を残し、是正処置(B4)につなぐ
- 再発防止は「なぜ誤りに気づけなかったか」(検品・照合の仕組みの不足)を中心に検討する
関連する場面(同じグループ)
B1優先順位(トリアージ:上から確認)B2初動・封じ込め(流出を止める)B3原因究明(発生と流出の両面)B4是正処置・恒久対策・横展開(8D/CAPA)B5特採(特別採用)申請の判断B6顧客連絡・対外対応の作法B7重大品質問題・リコール級のエスカレーションB8是正処置報告書(8D/SCAR)の作成と顧客提出
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B9流出後の顧客先在庫・市場品の選別/回収要否の判断B10是正処置の有効性確認(効果検証)とクローズ・再発監視B11難航・長期化案件の是正処置マネジメントB12記録不備・データの信頼性に疑義があるときの対応B13官公庁・認証機関への報告が必要な事案の対応B14再発クレーム発生時の対応(再発認定・特別体制・顧客説明)B16他社・業界の品質不祥事報道を受けた自社点検B17是正処置の期限に間に合わないときの対応B18顧客からの是正処置要求(SCAR)を受けたときの社内段取りB19顧客から「原因が腑に落ちない」と差し戻されたときの立て直しB20社外からの指摘で品質問題が表面化したときの初動B21原因未特定のまま是正報告を出すときの書き方B22是正処置が横展開せず他ラインで同じ不良が出たときの立て直しB23同じ不良が短期間に複数の顧客から出たときの立て直しB24是正処置が「人を増やす・気をつける」に落ちたときの立て直し