P14支給材・預り材の品質管理(受入・保管・返却)
目的/考え方
支給材・預り材(お客様から支給される材料・型・治具等)は自社の資産ではない。通常の購入材料と責任の所在が異なることを踏まえ、受入・保管・返却の各段階で破損・紛失・混入を防ぐ。
- 受入時に品名・数量・状態(傷・汚れ・欠品の有無)を記録し、顧客からの送付明細と相違がないか確認する重点
- 支給品専用の保管場所・識別(顧客名・用途・使用期限)を設け、自社材料・他顧客の支給品と混同しない重点
- 受入時の記録は、返却時に数量・状態を突き合わせる資料として保管する重点
- 使用・加工の履歴(いつ・どれだけ使用したか、残数量)を追跡できる状態にする
- 破損・紛失・劣化に気づいた場合は自己判断で処理せず、速やかに顧客・品証へ連絡する重点
- 返却時は受入時の記録と数量・状態を照合し、差異があれば理由を記録して顧客に説明する
同じ読者向けの他トピック
P1サプライヤーの選定・承認P2受入検査・受入基準P3サプライヤーの4M変更・製造中止管理P4化学物質・法規エビデンスの収集P5サプライヤー不適合・クレーム対応P6サプライヤー監査・品質改善の伴走P7供給BCP・二社購買(供給途絶リスク)P8原材料の値上げ・代替材の評価と切替管理P9受入ロット管理・FIFO と保管品質の維持P10副資材・包装資材の品質管理(変更管理)P11輸入材・調達リスク管理(為替・関税・長納期の変動対応)P12受入データの活用・サプライヤー品質スコアリングP13商社経由調達の品質管理(製造元が見えない場合の要求事項)P15新規サプライヤーの評価・登録の流れP16価格改定・契約更新時の品質条件の見直しP17廃番・供給終了通知を受けたときの動きP18サプライヤーの是正回答が不十分なときの差し戻し方P19サプライヤーの製造拠点変更を通知されたときの確認事項P20見積り段階で購買が品質要求を拾い切るための確認表P21値上げを理由に品質条件の緩和を求められたときの受け方P22サプライヤーの品質窓口が不在・交代したときの動きP23二次以降のサプライヤーで問題が起きたときの動きP26是正期限延長の申し出への受け方P27在庫を持たない都度手配へ切り替えるときの品質側の確認P28サプライヤーから検査の省略・簡略化を提案されたときの受け方P29サプライヤー担当交代時の回答品質の立て直しP30購買が価格交渉の主担当を外れたときの品質側の確認