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B 異常対応/B22 是正処置が横展開せず他ラインで同じ不良が出たときの立て直し
🚨 B・異常対応種類:異常

B22是正処置が横展開せず他ラインで同じ不良が出たときの立て直し

目的/考え方

B4(是正処置・恒久対策・横展開)は、横展開を是正処置の実施項目の1つとして扱う。しかし実際には「対策した工程では再発しないのに、対象外だと思っていた他ラインで同じ不良が出る」ことが起きる。多くの場合、横展開そのものをやらなかったのではなく、対象範囲の決め方・展開されたことの確認方法が構造的に甘かったことが原因。B22は再発をきっかけに、横展開の仕組み自体を立て直す場面を扱う。D8(層別工程監査)の巡回で横展開の定着を確認する運用と組み合わせる。

是正処置の横展開を立て直す型:①対象範囲の特定→②展開実施・記録→③現場での反映確認→④D8巡回で定着監視の循環。漏れが見つかったら①へ戻る
是正処置の横展開を立て直す型:①対象範囲の特定→②展開実施・記録→③現場での反映確認→④D8巡回で定着監視の循環。漏れが見つかったら①へ戻る
  • 再発した事象と元の是正処置の対象範囲を突き合わせ、「対象外とした判断」がどこにあったかを特定する重点
  • 横展開の対象範囲を「同じ設備」だけでなく「同じ工程種類」「同じ材料」「同じ作業方法」の観点で洗い出し直す重点
  • 展開先の各ラインで、対策が実際に反映されているかを記録(実施日・実施者・確認者)で確認する重点
  • 「展開した」の定義を、指示を出した時点ではなく、現場で標準・検査基準・教育に反映され終わった時点に揃える重点
  • 展開漏れが起きやすい対象(外注先・予備ライン・休止中のライン等、日常の目が届きにくい範囲)を洗い出し、展開先リストに明記する重点
  • D8(層別工程監査)の巡回項目に、直近の是正処置の横展開状況の確認を組み込み、時間が経ってからの漏れ発見に頼らない仕組みにする
  • 展開漏れが再び起きた場合は、個々の展開先を追うだけでなく、対象範囲の洗い出し手順そのものを見直す

横展開の対象範囲を広げる4つの観点(洗い出しの型)

観点確認する内容
同じ設備同型・同機種の設備が他ラインにもないか
同じ工程種類設備が違っても同じ工程(例:加熱・含浸・巻取)を行う工程がないか
同じ材料同じ原材料・同じロットを使う他ラインがないか
同じ作業方法同じ作業手順・治具を使う工程がないか(設備が違っても手順が同じなら対象)

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最終更新日:2026-09-24