C13倉庫・保管場所の変更/移転時の品質管理
目的/考え方
保管場所の変更・移転は、単なる「モノを動かす作業」に見えても、保管環境(温湿度・直射日光等)や識別の連続性が崩れやすい移行イベントである。M12(現場の温湿度・環境管理)・P9(受入ロット管理・FIFO)の型を、移転という一時的な場面にも適用する。移転時の環境確認と、在庫移動時の識別維持を扱う。
- 移転先の保管環境(温湿度・直射日光・粉塵)が対象品目の保管条件を満たすかを事前に確認する重点
- 移動中・移動直後も識別(ロット番号・先入れ先出しの順序)が維持されるよう移転計画を立てる重点
- 移転作業中の一時保管・仮置き場所も、通常と同じ保管条件を満たす場所を確保する重点
- 移転完了後、現物の棚卸しと記録上の在庫数量が一致することを確認する重点
- 移転による動線変更が、検査・出荷フローに悪影響を及ぼさないかを確認する
- 移転前後の環境測定記録(温湿度等)を残し、逸脱がないことを確認する
関連する場面(同じグループ)
C14M変更管理(人・機械・材料・方法)C2新製品・量産立ち上げ(APQP/PPAP 的)C3-a設備の導入・改善:企画・安全C3-b設備の導入・改善:品質妥当性・維持C4工程・検査基準の制定/改訂C5外注・委託先の工程変更・停止対応C6顧客起点の仕様・図面変更の受け入れと工程反映C7公的支援(補助金・助成金)を使う設備・システム投資の進め方
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C8生産移管(ライン移設・工場間・外注化)の品質保証C9急な増産・特急対応時の品質リスク管理C10新規設備導入・立ち上げ時の品質確認C11生産終了(EOL)時の品質対応C12包装仕様・表示変更時の品質確認C14検査の内製化/外注化の切替判断C15公表統計・業界データを自社の判断材料に使うときの注意C16少量・多品種化が進んだときの品質管理の組み替えC17顧客の生産計画が急に半減したときの品質側の手当てC18顧客指定の検査機関・方法の変更を受ける手順C19立ち上げ直後に不良が集中したときの初期流動の延長判断C20設備を更新できないまま品質を保つときの手当てC21試作は通ったのに量産で条件が再現しないときの詰め方C22原材料が「同等品」に切り替わると通知されたときの受け方C23検査工程だけを先に自動化したときのずれの手当てC24顧客から工程の一部を指定の方法に変えるよう求められたときの受け方