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トラブルシューティング/同じ品番で拠点によって判定が分かれたときの収め方
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TS42同じ品番で拠点によって判定が分かれたときの収め方

症状

同一品番を複数拠点(自社の複数ライン・生産移管後の移管元と移管先・サプライヤーの複数拠点など)で検査しているとき、同じロットまたは同等条件の品で拠点によって合否判定が割れる。原因を「検査員の目のせい」で片づけると再発する。基準の版ずれ・測定条件の違い・限度見本の個体差の3系統に分けて切り分ける。

同じ品番で拠点により判定が分かれたときの切り分け:基準の版ずれ確認・測定条件の違い確認・限度見本の個体差確認の3系統から原因を特定し、どちらに寄せるか決めて周知する流れ
同じ品番で拠点により判定が分かれたときの切り分け:基準の版ずれ確認・測定条件の違い確認・限度見本の個体差確認の3系統から原因を特定し、どちらに寄せるか決めて周知する流れ

まず確認(初動)

  • 判定が割れた具体的な品番・ロット・日時と、拠点ごとの判定結果を記録する重点
  • 同一の現物を使って再判定できるか、まず現物突き合わせが可能かを確認する重点

(a) 基準の版ずれの確認

  • 各拠点で使用している検査基準書・作業標準の版数を突き合わせる重点
  • 改訂の伝達漏れ(C4の改訂運用が全拠点に届いているか)を確認する

(b) 測定条件の違いの確認

  • 使用している測定器の型式・校正状態・分解能が拠点間で揃っているかを確認する(T14と連携)重点
  • 測定環境(温湿度・照明・設置面の状態等)の違いがないかを確認する

(c) 限度見本の個体差の確認

  • 各拠点の限度見本が同一ロット・同一時期に作成・配布されたものかを確認する(M14と連携)重点
  • 経年劣化・複製時の色調変化等で限度見本自体がずれていないかを現物で比較する

どちらに寄せるか決めて周知

  • 原因が特定できたら、どちらの判定を正とするか(多くは基準・新しい限度見本側に寄せる)を決め、期限を切って周知する重点
  • 決定後は該当ロットの再判定要否と、決定に至った理由を記録として残す
最終更新日:2026-09-24