B5特採(特別採用)申請の判断
考え方
規格外=即NGではない。ただし安全・法規は絶対に妥協しない。常態化させない。
- 安全・法規に関わるものは特採しない(絶対)重点
- お客様の用途・機能に影響しないかを確認
- 顧客の承認が必須(無断で出荷可否を変えない)重点
- 根拠データを添付(規格・試験・実績)
- 適用範囲・数量・期限を限定(恒久措置にしない)
- 出荷可否の最終判断は品証の責任者
- 恒久対策(規格外を出さない仕組み)とセットで進める
- 申請・承認・適用を記録
特採判断の流れ(テキストフロー)
- 規格外が発生 → まず「安全・法規に関わるか」を確認 → 関わる場合は特採不可、恒久対策へ重点
- 安全・法規に関わらない場合 → 顧客の用途・機能への影響を技術と確認
- 影響が許容範囲と判断できる場合 → 申請書を作成し、根拠データを添付
- 品証の責任者が最終判断 → 必要に応じて顧客承認を取得(顧客要求がある場合は必須)重点
- 適用範囲・数量・期限を限定して適用 → 記録を残す
- 恒久対策(同じ規格外を出さない仕組み)を並行して進める
特採申請書に入れる項目(記入例・架空)
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 対象ロット・数量 | ロットNo.〇〇、〇〇個 |
| 逸脱内容 | 規格〇〇mmに対し実測〇〇mm |
| 影響評価 | 顧客用途に対する機能影響なし(技術部門確認済) |
| 根拠データ | 試験成績書No.〇〇、過去実績〇件 |
| 適用範囲・期限 | 当該ロットのみ・〇月〇日出荷分限り |
| 承認 | 申請:〇〇/承認:品証の責任者/顧客承認:要・不要 |
関連する場面(同じグループ)
B1優先順位(トリアージ:上から確認)B2初動・封じ込め(流出を止める)B3原因究明(発生と流出の両面)B4是正処置・恒久対策・横展開(8D/CAPA)B6顧客連絡・対外対応の作法B7重大品質問題・リコール級のエスカレーションB8是正処置報告書(8D/SCAR)の作成と顧客提出B9流出後の顧客先在庫・市場品の選別/回収要否の判断
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B10是正処置の有効性確認(効果検証)とクローズ・再発監視B11難航・長期化案件の是正処置マネジメントB12記録不備・データの信頼性に疑義があるときの対応B13官公庁・認証機関への報告が必要な事案の対応B14再発クレーム発生時の対応(再発認定・特別体制・顧客説明)B15誤出荷・ラベル違い発生時の対応B16他社・業界の品質不祥事報道を受けた自社点検B17是正処置の期限に間に合わないときの対応B18顧客からの是正処置要求(SCAR)を受けたときの社内段取りB19顧客から「原因が腑に落ちない」と差し戻されたときの立て直しB20社外からの指摘で品質問題が表面化したときの初動B21原因未特定のまま是正報告を出すときの書き方B22是正処置が横展開せず他ラインで同じ不良が出たときの立て直しB23同じ不良が短期間に複数の顧客から出たときの立て直しB24是正処置が「人を増やす・気をつける」に落ちたときの立て直し