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技術向け/T31 自作治具・簡易測定器を検査に使うときの確認
🛠️ 技術向け連携先:生産技術・開発

T31自作治具・簡易測定器を検査に使うときの確認

目的/考え方

現場や技術部門が自作した治具・簡易測定器を検査に転用したいという相談は珍しくない。既製品の測定器と違って精度の裏付け・校正の枠組み・記録の引き継ぎが抜けやすく、作った本人が異動すると誰も扱えなくなるリスクがある。T8(治具・型・設備の維持管理)が維持管理そのものを扱うのに対し、T31は「検査に使ってよいか」という入口の確認に絞る。

自作治具・簡易測定器を検査に使う前の確認:相談を受ける→用途区分→妥当性確認→校正対象の決定→標準への明記という順で進める
自作治具・簡易測定器を検査に使う前の確認:相談を受ける→用途区分→妥当性確認→校正対象の決定→標準への明記という順で進める
  • 自作の治具・簡易測定器を検査に使いたいという相談を受けたら、まず「参考程度の使用」か「合否判定そのものに使う」かを区別する重点
  • 合否判定に使う場合は、既存の測定器・検査方法との比較(相関確認)でどの程度の妥当性があるかを示してもらう重点
  • 妥当性を示す範囲(全数一致でなくてよいか、どの程度の相関で足りるか)を、判定の重要度に応じて事前に決める重点
  • T14(MSA)の対象に含めるかどうかを、その治具・測定器が合否に直結するかで判断する
  • 校正の対象にするかを決め、対象にする場合はD2の校正管理台帳に載せる重点
  • 標準(検査基準書)に使用する治具・測定器名と使用条件を明記し、口頭・個人の道具のままにしない重点
  • 作った本人しか扱い方(調整・読み取り方)が分からない状態を避けるため、使用手順・注意点を文書に残す重点
  • 作った人が異動・退職した場合の引き継ぎ方法(手順書・後任への教育)をあらかじめ決めておく

「参考用途」と「合否判定用途」で確認の重さを分ける

用途必要な確認標準への記載
参考・傾向監視のみ既存の測定結果と大きなずれがないことの簡易確認で足りる記載は任意
合否判定に使う既存測定器との相関確認、必要に応じてMSA(T14)を実施検査基準書に測定器名・使用条件を明記(必須)★

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最終更新日:2026-09-24