P18サプライヤーの是正回答が不十分なときの差し戻し方
目的/考え方
サプライヤーからの是正回答(8D・是正処置報告書等)を受け取っても、原因分析が浅い・対策が恒久的でない・期限が守られていないなど「不十分な回答」はそのまま受理せず、差し戻す判断が必要になる。差し戻しの基準を事前に決めておくことで、担当者ごとの判断のばらつきや「なあなあでの受理」を防ぐ。押さえる骨子は、差し戻しの判断基準・再提出期限・エスカレーションの段取りの3点である。
- 是正回答を受理する前に、真因分析・恒久対策・水平展開の3点が具体的に書かれているかを確認する重点
- 「作業者に注意した」「教育を徹底した」など再発防止性が弱い対策のみの回答は、差し戻し対象とする重点
- 差し戻す場合は、不十分な箇所を具体的に指摘し、再提出期限を明記して連絡する重点
- 再提出期限は案件の重大度に応じて設定し、延長が必要な場合は理由と新期限をサプライヤーから提示してもらう
- 差し戻しを繰り返しても改善が見られない場合は、P6(サプライヤー監査・品質改善の伴走)の枠組みで訪問・支援を検討する重点
- 重大案件で回答が著しく遅延・不十分な場合は、購買・上位者へエスカレーションする基準をあらかじめ決めておく
- 差し戻しの経緯(何度目か・指摘内容・再提出日)を記録として残す
関連する場面
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