A26品証以外の部門から「品質は品証の仕事」と言われたときの受け方
目的/考え方
工程内の品質は本来、作り込む側(製造・技術)の責任であるにもかかわらず、「品質のことは品証に聞けばいい」「品証が見ているから大丈夫」という受け止め方が他部門に定着してしまうことがある。A12(部門間コンフリクトの調整)は対立の調整全般を扱う。A26は「役割の線引きそのものがずれている」場面に絞り、押し返してよい範囲と巻き込み方を扱う。
- 言われた場面を具体的に振り返り、実際に品証だけで完結してしまった業務があったかを事実で確認する(感情的に反論する前に)重点
- 本来の役割分担(工程で作り込む・品証は仕組みと検証を担う)を、抽象論ではなく直近の具体例に当てはめて示す重点
- 押し返してよい範囲(品証が最終判断すべき事項)と、押し返さずに引き受ける範囲(品証が支援すべき事項)を先に自分の中で分けておく
- 一方的に「そちらの仕事です」と伝えるのではなく、一緒に確認する場(週次ミーティング等)を作り、役割を再提示する機会にする重点
- 品質目標・KPI(D6)の集計・改善アクションの担当者を、品証だけでなく該当工程の責任者にも明記し直す
- 線引きを再提示した後、同じ受け止め方が繰り返されていないかを一定期間後に確認する重点
- 年間計画・予算要求(A13)の場でも、工程側が担うべき品質活動を品証の予算・工数に寄せすぎていないかを見直す
関連する場面(同じグループ)
A11on1(育成・面談)A2週次ミーティング(グループ内)A3月次報告(部門横断:各部門の責任者+事業責任者)A4目標設定・評価(期初/期中/期末)A5教育・力量管理/新任受け入れA6改善提案・小集団活動(QCサークル)の運営A7協力会社・外注先との定例品質会議の運営A8品質KPIの朝礼・見える化ボード運用(現場への浸透)
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A9品質月間・全社品質イベントの企画運営(年間の品質意識向上)A10顧客監査・第三者審査(ISO等)の受審準備と当日運営A11展示会・外部セミナーの視察A12部門間コンフリクトの調整(品質と納期・コストの対立場面)A13品質保証の年間計画・予算要求の立て方A14品質方針・年度目標の現場への浸透A15品証業務の棚卸しと負荷平準化A16品質教育の年間運営A17品質に関する社内アンケート・風土調査の設計と使い方A18品質部門の業務を他部門へ移管するときの段取りA19品質会議が報告会になっているときの立て直しA20品証担当の交代・年度替わりの引き継ぎA21品質部門への異動者・未経験者を受け入れる最初の1か月A22品質のルールを増やしすぎて現場が回らなくなったときの棚卸しA23品質部門が「後出しで止める部門」と見られるときの立て直しA24品質部門のメンバーが長期不在になったときの回し方A25品質部門の担当が急に1人抜けたときの当座の回し方A27特定の人がルールを守らないと相談されたときの受け方A28在宅・時差勤務が混在する体制で品質判断を止めない段取り