ものづくりポータル
ものづくりハンドブック
B 異常対応/B16 他社・業界の品質不祥事報道を受けた自社点検
🚨 B・異常対応種類:異常

B16他社・業界の品質不祥事報道を受けた自社点検

目的/考え方

他社の品質不祥事報道を「対岸の火事」で終わらせず、自社の類似リスクを点検する機会にする。ただし報道内容をそのまま鵜呑みにして全部署を闇雲に調べるのではなく、まず自社のプロセスに翻訳してから点検範囲を決める。B12(記録不備の初動)が「自社で疑義が見つかった後」の対応であるのに対し、B16は「まだ自社で問題が起きていない段階での予防点検」という違いを意識する。点検項目の決め方と経営層報告の型を扱う。

  • 報道内容を自社の該当プロセス・製品へ翻訳する(どの工程・どの検査項目に当てはまるかまで具体化する)重点
  • 点検範囲は「疑わしい全部」ではなく、報道された不正のパターン(記録改ざん・検査省略・偽装等)に絞って優先順位をつける重点
  • 点検の実施者に、疑いのある業務を日常担当していない人を含める(自己点検だけに閉じない)重点
  • 点検で軽微な逸脱が見つかった場合も記録に残し、B12の初動の型に沿って扱う重点
  • 経営層への報告は「事実確認の結果」と「再発防止の仕組み化の方向性」の両方を1枚で示す重点
  • 点検の結果、問題が見つからなかった場合も、実施した範囲・方法を記録として残す

経営層報告に含める要素

要素内容
報道の概要何が問題視されたか(自社の言葉に翻訳したもの)
自社点検の範囲何を・どこまで調べたか
結果問題の有無、見つかった場合の是正状況
再発防止仕組み化の方向性(個人の意識だけに頼らない)

関連する場面(同じグループ)

同じグループの残り 15 件を表示
最終更新日:2026-09-24