B19顧客から「原因が腑に落ちない」と差し戻されたときの立て直し
目的/考え方
B8(8D/SCAR作成)で提出した報告書が、顧客から「原因が腑に落ちない」と差し戻されることがある。感情的にならず、どこで論理が飛んだかを冷静に特定し、必要なら再調査を宣言して立て直す型を持つ。B3(原因究明)の質そのものを見直す機会でもある。
- 差し戻しの理由を具体的に聞き取る(どの部分が納得できないのか、代替の仮説を求めているのか)重点
- 提出した報告書を見直し、B3の原因究明のどの段階(発生原因か流出原因か)で論理が飛んでいたかを特定する重点
- 憶測や都合の良い結論で締めていなかったかを、社内で率直に検証する重点
- 再調査が必要と判断したら、その旨を早めに顧客へ宣言し、憶測で取り繕わない重点
- 再調査に伴い期限が延びる場合は、新しい期限を具体的に提示し、進捗の中間報告を約束する
- 再提出時は前回との違い(何を追加調査し、何が変わったか)を明示して報告書を組み立てる重点
- 差し戻しが続く場合は、B7(重大品質問題のエスカレーション)の判断基準に照らして体制を見直す
関連する場面(他カテゴリ)
関連する場面(同じグループ)
B1優先順位(トリアージ:上から確認)B2初動・封じ込め(流出を止める)B3原因究明(発生と流出の両面)B4是正処置・恒久対策・横展開(8D/CAPA)B5特採(特別採用)申請の判断B6顧客連絡・対外対応の作法B7重大品質問題・リコール級のエスカレーションB8是正処置報告書(8D/SCAR)の作成と顧客提出
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B9流出後の顧客先在庫・市場品の選別/回収要否の判断B10是正処置の有効性確認(効果検証)とクローズ・再発監視B11難航・長期化案件の是正処置マネジメントB12記録不備・データの信頼性に疑義があるときの対応B13官公庁・認証機関への報告が必要な事案の対応B14再発クレーム発生時の対応(再発認定・特別体制・顧客説明)B15誤出荷・ラベル違い発生時の対応B16他社・業界の品質不祥事報道を受けた自社点検B17是正処置の期限に間に合わないときの対応B18顧客からの是正処置要求(SCAR)を受けたときの社内段取りB20社外からの指摘で品質問題が表面化したときの初動B21原因未特定のまま是正報告を出すときの書き方B22是正処置が横展開せず他ラインで同じ不良が出たときの立て直しB23同じ不良が短期間に複数の顧客から出たときの立て直しB24是正処置が「人を増やす・気をつける」に落ちたときの立て直し