C23検査工程だけを先に自動化したときのずれの手当て
目的/考え方
検査工程だけを先行して自動化(画像検査等)すると、人の判定基準との間にずれが生じる。T10(検査の自動化・AI外観検査導入の進め方)が導入プロセスを扱うのに対し、C23は導入後に生じる「人と機械のずれ」をどう手当てするかという運用局面に絞る。
- 自動判定と人の判定を並行して行う期間(突き合わせ期間)をあらかじめ決める重点
- 突き合わせ期間中に自動判定と人の判定が割れたサンプルを個別に記録し、原因(しきい値・照明条件・教師データの偏り等)を分類する重点
- しきい値を動かす場合の手続き(誰が判断し、誰が承認するか)を決め、現場の裁量で都度変えない重点
- 自動判定の記録(判定に使った画像・スコア・判定結果)をどこまで残すかを決め、後から見返せる形にする重点
- 人の目を残す範囲(全数を機械に任せず、抜取や境界域のみ人が確認する等)を工程のリスクに応じて線引きする重点
- 突き合わせ期間の終了条件(割れの発生率が基準内に収まった等)を事前に決め、なし崩しに終わらせない重点
- M25(検査員同士で判定が分かれたときの収め方)の考え方を、人対機械の割れにも同様に適用する
関連する場面(同じグループ)
C14M変更管理(人・機械・材料・方法)C2新製品・量産立ち上げ(APQP/PPAP 的)C3-a設備の導入・改善:企画・安全C3-b設備の導入・改善:品質妥当性・維持C4工程・検査基準の制定/改訂C5外注・委託先の工程変更・停止対応C6顧客起点の仕様・図面変更の受け入れと工程反映C7公的支援(補助金・助成金)を使う設備・システム投資の進め方
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C8生産移管(ライン移設・工場間・外注化)の品質保証C9急な増産・特急対応時の品質リスク管理C10新規設備導入・立ち上げ時の品質確認C11生産終了(EOL)時の品質対応C12包装仕様・表示変更時の品質確認C13倉庫・保管場所の変更/移転時の品質管理C14検査の内製化/外注化の切替判断C15公表統計・業界データを自社の判断材料に使うときの注意C16少量・多品種化が進んだときの品質管理の組み替えC17顧客の生産計画が急に半減したときの品質側の手当てC18顧客指定の検査機関・方法の変更を受ける手順C19立ち上げ直後に不良が集中したときの初期流動の延長判断C20設備を更新できないまま品質を保つときの手当てC21試作は通ったのに量産で条件が再現しないときの詰め方C22原材料が「同等品」に切り替わると通知されたときの受け方C24顧客から工程の一部を指定の方法に変えるよう求められたときの受け方