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D 予防・維持・システム/D1 日常の検査・検査表運用
🛡️ D・予防・維持・システム種類:予防

D1日常の検査・検査表運用

目的

決められた検査を決められたとおりに実施し、記録で証明できる状態を保つ。日々の運用の乱れが流出の入口になる。

検査表の様式設計でつまずく3類型(欄不足・二重転記・判定欄なし)の悪い例と良い例
検査表の様式設計でつまずく3類型(欄不足・二重転記・判定欄なし)の悪い例と良い例
  • 始業前点検(測定器・標準・限度見本)
  • 検査基準どおりに実施(自己流にしない)重点
  • 抜取/全数の区分を守る
  • 記録は即時・正確に(後でまとめ書きしない)重点
  • 異常時の処置ルール(止める・隔離・連絡)を守る重点
  • トレーサビリティ(ロット・日時・担当)
  • ダブルチェックの要否を明確化
  • 検査表の保管・提出

検査表の様式設計でつまずく3類型(悪い例・良い例)

類型悪い例良い例(直し方)
欄が足りない判定基準が複数あるのに記入欄が1つしかなく、どの基準で判定したか後から分からない確認項目ごとに欄を分け、判定基準(数値・良品/不良)を欄の見出しに明記する
転記が二重現場の測定値を一旦別紙に書き、後で検査表に書き直す(転記ミス・記入漏れの温床)測定したその場で検査表に直接記入できる様式にし、別紙への一次記入をなくす
判定欄がない実測値だけ書く欄があり、合否の判定結果を書く欄がないため、後から判定基準が変わっても遡れない実測値欄の隣に合否判定欄を必ず置き、判定基準の版数も併記する

様式を直すときの手順

  • 既存の検査表で「記入者が迷う欄」「後から読んで分からない欄」を洗い出す重点
  • 3類型(欄不足・二重転記・判定欄なし)のどれに当たるかを確認する
  • 直した様式は、記入ルール(M16の二重線・空欄禁止等)と矛盾しないかを確認する重点
  • 変更後の様式は一定期間、旧様式と並行して試用し、記入者の意見を集める
  • 様式変更は改訂履歴(版数・改訂日・改訂理由)として残す
様式の欄設計とM16(検査記録の書き方・訂正ルール)は表裏の関係。欄が悪いと、正しい書き方をしても後から読めない記録になる。
最終更新日:2026-09-24