B24是正処置が「人を増やす・気をつける」に落ちたときの立て直し
目的/考え方
是正処置の対策候補を出す場面で、「人員を増やす」「気をつける」「注意喚起する」といった人に依存する対策ばかりが並ぶと、B3のなぜなぜ分析が仕組みに届く前に止まっている可能性が高い。対策が人手前提に寄っていること自体を検知し、仕組み側へ問い直す手を決めておく。どうしても人手前提の対策を採らざるを得ない場合も、それを恒久対策として終わらせず、期限と代替案を残す。
- 対策候補が出そろった時点で、「仕組み側の対策」と「人手・意識に頼る対策」に仕分ける重点
- 人手側の対策が半数を超える、または重要な対策がすべて人手側に寄っている場合は、B3の原因究明に差し戻して問い直す重点
- 問い直しの3手:①「その注意・確認は、なぜ人が意識しないと防げない状態なのか」を掘る②同種の対策が過去にも打たれていないか(打たれていれば効いていない証拠)を確認する③仕組み側の対策案(ポカヨケ・治具・様式変更等、M10と連携)が本当に無いかを再検討する重点
- 仕組み側の対策が現実的に取れない、または時間がかかる場合に限り、人手前提の対策を暫定対策として採用してよいと判断する
- 人手前提を採用する場合は、必ず期限(いつまでの暫定か)と、その間に検討する仕組み側の代替案をセットで記録する重点
- 効果確認の物差し(何をもって効果ありとするか)は、対策の性質に応じて事前に決める(人手前提の対策ほど、確認の頻度・期間を厚くする)重点
- 効果確認はB10の枠組みに沿って実施し、暫定対策のまま恒久化させない
関連する場面(同じグループ)
B1優先順位(トリアージ:上から確認)B2初動・封じ込め(流出を止める)B3原因究明(発生と流出の両面)B4是正処置・恒久対策・横展開(8D/CAPA)B5特採(特別採用)申請の判断B6顧客連絡・対外対応の作法B7重大品質問題・リコール級のエスカレーションB8是正処置報告書(8D/SCAR)の作成と顧客提出
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B9流出後の顧客先在庫・市場品の選別/回収要否の判断B10是正処置の有効性確認(効果検証)とクローズ・再発監視B11難航・長期化案件の是正処置マネジメントB12記録不備・データの信頼性に疑義があるときの対応B13官公庁・認証機関への報告が必要な事案の対応B14再発クレーム発生時の対応(再発認定・特別体制・顧客説明)B15誤出荷・ラベル違い発生時の対応B16他社・業界の品質不祥事報道を受けた自社点検B17是正処置の期限に間に合わないときの対応B18顧客からの是正処置要求(SCAR)を受けたときの社内段取りB19顧客から「原因が腑に落ちない」と差し戻されたときの立て直しB20社外からの指摘で品質問題が表面化したときの初動B21原因未特定のまま是正報告を出すときの書き方B22是正処置が横展開せず他ラインで同じ不良が出たときの立て直しB23同じ不良が短期間に複数の顧客から出たときの立て直し