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トラブルシューティング/客先で開梱時に汚れ・キズを指摘されたときの切り分け
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TS39客先で開梱時に汚れ・キズを指摘されたときの切り分け

症状

客先で梱包を開けた際に、製品表面の汚れ・キズを指摘される。出荷時の検査では見つからなかった場合、原因が工程内で見逃されたのか、梱包時に生じたのか、輸送中の擦れ・衝撃か、保管中の劣化かの4系統で切り分けないと、自社責の断定も否定もできないまま水掛け論になりやすい。

客先での開梱時の汚れ・キズを4系統(工程内・梱包・輸送・保管)で切り分け、写真で記録して自社責を断定せず事実を分けて書く流れ
客先での開梱時の汚れ・キズを4系統(工程内・梱包・輸送・保管)で切り分け、写真で記録して自社責を断定せず事実を分けて書く流れ

まず確認(初動)

  • 指摘内容(汚れ・キズの位置・大きさ・数)と、開梱した日時・場所を具体的に確認する重点
  • 出荷時の検査記録・出荷前の外観確認結果を確認し、出荷時点で同様の汚れ・キズがなかったかを確認する重点

(a) 工程内での見逃し確認

  • 同一ロットの自社保管見本(あれば)を確認し、同様の汚れ・キズが無いかを確かめる重点
  • 該当工程の検査記録(全数/抜取の別)を確認し、見逃しの可能性がある工程を特定する

(b) 梱包時の混入確認

  • 梱包資材(緩衝材・内装フィルム等)との接触で生じる傷の可能性を、梱包工程の作業手順と照らして確認する重点
  • 梱包作業者・梱包ラインの変更がなかったかを確認する

(c) 輸送・保管起因の確認

  • 輸送時の荷姿・積み方(段積み・固定方法)を運送業者・出荷記録から確認する重点
  • 客先での保管条件・開梱までの期間を、責めるトーンではなく事実確認として聞く

写真での記録依頼

  • 客先に、梱包状態(外装含む)と製品双方の写真を、廃棄・追加開封の前に撮影してもらうよう依頼する重点
  • 写真は複数角度・スケール(定規等)を入れてもらい、キズの大きさが分かる形にする

自社責と断定できない段階の書き方

  • 原因が確定するまでは「自社責」「客先責」のどちらとも断定せず、確認できた事実とできていない事実を分けて記録する重点
  • 判断が確定しない段階でも一次回答の期限(S3)は守り、切り分けに時間がかかる旨を先に伝える
最終更新日:2026-09-24