P28サプライヤーから検査の省略・簡略化を提案されたときの受け方
目的/考え方
サプライヤーから「品質は安定しているので検査を省略・簡略化したい」と提案されることがある。実績があっても即座に応じると、変化点を見逃すリスクが生じる。省略してよい条件をデータで確かめ、試行期間を置き、戻す条件を先に決めてから判断する。
- 省略・簡略化の提案を受けたら、その場で即答せず、まず品証と実績データ(受入不良率・工程能力等)を確認する重点
- 省略してよい条件(一定期間の実績・工程変更なし等)をデータで確かめてから判断する重点
- いきなり全面省略とせず、まず試行期間を置き、期間中は通常の頻度で確認する重点
- 試行後に元の検査頻度へ戻す条件(不適合発生・4M変更等)をあらかじめ決めておく重点
- 省略を認めた場合は、理由・適用範囲・戻す条件を記録に残す重点
- P12の受入データ・スコアリングを、省略可否を判断する材料として活用する
- P2の受入検査基準と整合させ、基準そのものを緩めるのか運用上の頻度のみを下げるのかを明確にする
同じ読者向けの他トピック
P1サプライヤーの選定・承認P2受入検査・受入基準P3サプライヤーの4M変更・製造中止管理P4化学物質・法規エビデンスの収集P5サプライヤー不適合・クレーム対応P6サプライヤー監査・品質改善の伴走P7供給BCP・二社購買(供給途絶リスク)P8原材料の値上げ・代替材の評価と切替管理P9受入ロット管理・FIFO と保管品質の維持P10副資材・包装資材の品質管理(変更管理)P11輸入材・調達リスク管理(為替・関税・長納期の変動対応)P12受入データの活用・サプライヤー品質スコアリングP13商社経由調達の品質管理(製造元が見えない場合の要求事項)P14支給材・預り材の品質管理(受入・保管・返却)P15新規サプライヤーの評価・登録の流れP16価格改定・契約更新時の品質条件の見直しP17廃番・供給終了通知を受けたときの動きP18サプライヤーの是正回答が不十分なときの差し戻し方P19サプライヤーの製造拠点変更を通知されたときの確認事項P20見積り段階で購買が品質要求を拾い切るための確認表P21値上げを理由に品質条件の緩和を求められたときの受け方P22サプライヤーの品質窓口が不在・交代したときの動きP23二次以降のサプライヤーで問題が起きたときの動きP26是正期限延長の申し出への受け方P27在庫を持たない都度手配へ切り替えるときの品質側の確認P29サプライヤー担当交代時の回答品質の立て直しP30購買が価格交渉の主担当を外れたときの品質側の確認